平林さんの場合…

こんにちは”日本語で話せるコロンバスの不動産屋”
コードウェルバンカーの宮本亜希子です。

コロンバスへの赴任は2度目になる平林さん(仮名)からご連絡を頂いたのは2012年1月中旬。前回2006年まで駐在の際は仲介は頼まず、ご自身で賃貸物件をお探しになったそう。でも今回は14才と11才になる息子さんと娘さんを前任者からいいと聞いたKarrer Middle Schoolに通わせたいとご希望をお持ちでした。

自らも賃貸物件を学区内で探してみたところなかなか見つからず。また、前回の賃貸契約の際は途中で大家さんが遠方に引っ越してしまい、家の修繕等のやり取りにかなり苦労された経験から、今回は仲介を頼もうと思ったそうです。

ご希望は3~4ベッドの一戸建て、コンドも可。右側のLink集ダブリン学区の中学校地図を見て頂けると分かりますが、Karrer Middleはとても小さな区域なので、ご予算の範囲でご希望の物件が出て来るか不安がありました。

でも物件検索をしてみたところ、3ベッド/2.5バスの2200平方フィート以上の大きなお家が学区内に$1750で見つかりました。平林さんも『For Sale』の看板がこの物件に立っていたことはご存知で貸してくれたらいいのになと思っていたそうです。3日後の土曜日の下見で、即決。その場で大家さんに入居表明。

翌1月22日大家さんより契約書が届きました。出来れば長く住みたいと考えていた平林さんの「家賃が毎年$50ずつ上がるとやがて住めなくなってしまう…」意向を大家さんに伝え、3年目以降は$25ずつのアップで交渉成立。冷蔵庫設置の希望も叶いました。(後日談:この時点では新品ではなく中古。4月に入り調子が悪くなり、色々とやり取りの末、5月に新品になりました…)

「交渉していただいて、冷蔵庫等も解決して助かりました。安心しました。希望の学区で決まりよかったです。」

とんとん拍子はここまででした…
会社の法務の方の契約書のチェックが入り、大家さんとの調整…に10日。「3年のリースだと聞いたから…..それなのに、転勤があったら60日で解約が出来るという項目を入れるのは….」に上手く落としどころを提案し、大家さん側に理解してもらい、修正した契約書に平林さんがサインしたのが2月1日。

2月4日の入居時コンディションチェックの際に見つかった数々の修理の依頼、ガレージオープナーのリモコンで操作が出来ない、ユーティリティールーム(洗濯機/乾燥機を置く部屋)の水道の蛇口が動かない、暖炉の着火ハンドルが壊れている、etc…そのうちガレージのリモコンの問題が片付かないのと、口座開設に来たガス会社がガス漏れを発見して元栓を締められてしまいました。ガス漏れが修繕されるまでガスが開通しません。大家さんにお願いしたガス管の修理も手つかず。再三の連絡を入れ続け、20日になりました。この時期とても寒くてガスが開通せずに、暖房がなければ入居は無理。

平林さんに了承を得た上で「この問題が片付かなければ弁護士と相談の上、次の家賃は郡の裁判所に預けます*」と大家さんに連絡を入れました。すると2時間もしないうちに大家さんから連絡が入り、翌21日には修理が完了。引っ越し荷物の搬入も済み「やっと生活する環境になって来ました。」と平林さんからご連絡を頂いたのが2月27日。ふーっ。

【私からのコメント】

*賃貸物件に必要な修繕が発生し、テナントが安全に暮らしを送れないような状況になっても大家さんが状況を改善してくれない場合…文書でその旨を大家さんに伝えた上で、改善をしてくれるまで家賃を大家さんではなく、郡の裁判所に預けるという措置が法的に取れます。きちんと所定の手続きを踏む必要がありますので、弁護士や不動産仲介者に相談をすることをお勧めします。

【平林さんからのコメント】

どうして宮本亜希子に仲介を頼もうと思いましたか?

“日本語で話せるコロンバスの不動産屋”宮本亜希子の仲介を受けてどこが気に入りましたか?

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